専用機器を使ってクローン作成
コピー元と全く同じにコピーします

一般的なデータコピーではなく、セクターごとにコピーをされるため、コピーできないファイルでも同じセクター位置にデータが置かれます。
このため、あらゆる起動OSやデータでもコピー元と同じに作成するためエラーが起きにくい事が特徴です。
※OS起動を100%保証するものではありません。

異なる容量のディスクでも、インターフェイスでもコピーが可能

例えば…
・容量が500GBのハードディスクから1TBのハードディスクにコピーする場合
・IDEからSSDへのコピーをする場合
・HDDやSSDからM.2にコピーする場合
など

容量が大きなハードディスクでも通信規格が異なるディスクでもしっかりとクローンを作成します。

※コピー元のディスク全体容量よりコピー先の全体容量が小さいディスクへのクローン作成はできません。
※B-Key形状のM.2 SSDは非対応となります。

作業はフェイズ1とフェイズ2に分けて行います

フェーズ1　高速コピー(クローン作成)
HDDやSSD内のファイルシステムやパーティションテーブルを検出して高速コピーを行います。
Windowsなどの一般的なクローン作成はこちらで行います。
ディスク内にセクターエラーを検出すると、エラーをスキップしてコピーします。
無領域はコピーされません。
高速でコピーが完了しますが、希に起動できない事があります。その際にはフェーズ2の作業に切り替えでクローン作成を実施します。

フェーズ2　高精度コピー(クローン作成)
セクターの順番ごとにファイルをコピーしていきます。
無領域にかかわらず全てコピーされるため時間がかかります。
このフェイズ2は、フェイズ1の作業でエラーが発生した場合や、産業用などの予め特殊なプログラムが入れられているディスクで用います。
ディスクの転送速度によりますが、3TBのコピーで約10時間程度かかる事があります。

※フェーズ2の作業は時間を要するため当日発送はできません。

■このサービスをご利用にあたっては以下の注意事項
内容をご確認いただいた上でご利用いただきますようお願い申し上げます。

●ディスクはお客様自身で取り外していただくか、PCをそのまま衝撃が当たらないように梱包して弊社にお送りいただきます。
●テレビレコーダーに付いているHDDはコピーできません。
●コピーするディスクはお客様でご準備いただくか、弊社にてご準備いたします。
●ディスクに破損またはデータが取り出せない場合にはコピーできません。
●作業は、弊社に機器類またはディスクが到着後、営業日内に作業し梱包し発送いたします。
●データはコピー元をそのまま写しますので、データ損傷がある場合でもそのままコピーされます。(回復しません)
●作業時に深刻なエラーが発生した場合にはお客様にご連絡を申し上げ、キャンセルの場合には返却送料をご負担いただくか、状況によっては作業料をいただく場合もあります。お申し込みの際にご通知した上での作業となります。
●コピー元よりも新しいディスクの容量が大きい場合、OSのシステムによってはパーティションで区切られる場合とそのまま容量が増える場合と、未使用領域として分かれる場合があります。

■豆知識

●HDDとはHard Disk Drive (ハード･ディスク･ドライブ)は、磁性体を塗布した円盤を高速回転し、磁気ヘッドを移動することで情報を記録し読み出す記憶装置の事。
●SSDとはSolid State Drive（ソリッド・ステート・ドライブ）は、物理的なディスクやモーター、ヘッドなどが無いため、高速で省電力で静音。まだまだ高価である。
●M.2とは(エムドットツー)というPCにおける拡張端子の規格の事を指し、NVMeとSATAの2つの接続ストレージがあります。どちらもSSDの仲間です。また、ソケットの形状が3種類あり、M-kye,B-Key,B&M-Keyと呼ばれています。