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11月, 2017年

ルーターのCPU使用率が上昇して通信が不安定になる現象

2017-11-28

皆さんこんにちは、システムエンジニアの鈴木です。
最近ルーターが不安定になる現象に悩まされていました。

私たちは、業務用ルーターを使用しているのですが、1日に多いときで30回ぐらい通信が不安定になってしまうのです。
通信が一瞬止まってしまって、5~10秒後に回復するという現象なんです。

管理画面で通信のモニターを見ていると、興味深いものがありました。
このルーターはファストパスという機能を持っているのですが…

ファストパスとは、パケット転送を高速に処理するための仕組みです。ファストパスを使わずにパケットを転送する処理は、ノーマルパス、あるいはスローパスと呼んでいますが、どちらも同じ意味です。
ファストパスでは、パケットを高速に処理するために特別なテーブルを持っています。

このように高速で処理するためのファストパスなハズなのですが、モニターを見ているとどうもファストパス値が上昇すると、CPUの使用率まで上昇してしまうという状態でした。 実はこれが問題で、CPUの使用率が100%になってしまうと通信が不安定になるようなのです。

メーカーさんと、ログなどから調べてもらいましたが、どうもルーターの故障ではなく、通信過多による性能の限界の可能性があると言われてしまいました。

業務用ルーターの性能の限界って…!?
驚いてしまいました。ウチの会社でそんなに性能限界までデータ通信をしているのだろうか…

モニターからデータ通信料を確認するも、そんなに通信している感じは見られなかった。
そこでメーカーさんとやりとりをした内容として、どうもファストパスが上昇すると、CPU使用率も上昇している事がわかったため、このファストパスが何らかの問題ではないかという結論になりました。
そして、コマンドよりファストパスを使用せずにノーマルパスでの運用に切り替えて見ることにしました。

すると…
ファストパスのグラフは0になると、CPUの使用率がやや上昇したものの、平均13%あたりで安定しました。 たまに50%あたりまで上がる事はありますが、設定を切替えてから約2時間が経過しましたが、今のところ100%近いCPUの使用率は出ていません。

やはりファストパスの増加により独自のテーブルがCPUを圧迫しているのではないか? そう思えるようなデータです。
2時間では短すぎるため、しばらくこれで様子をみてみようと思います。

会社の仕事でこんなにもルーターを酷使していたとは意外でした。

電話セールスに注意!? ○○が安く使えるはカラクリがある

2017-11-20

こんにちは、システムエンジニアの鈴木です。
本日は今シーズン最大の寒波の到来で、近所の平地にもうっすらと雪が積もりました。
早くも冬の訪れですね。一気に寒くなりましたのでお風邪を引かないようご注意ください。

今日のお話は、よく事業者や個人宅の加入電話(固定電話)にインターネットに絡む勧誘の電話が多くかかってくるようになりましたよね。
NTT代理店だとか、Wi-Fiが無料で使えるから だとか・・・

ぱっと聞くと、電話料金が安くなるからいいか、あるいは無料なら・・・、タダで使えるなら・・・ など聞いていると良いことを言っているじゃないか。
と思ってしまいがちですよね。

でもそれってホントに良いのでしょうか?

例えば、月額料金が安くなるという話では、毎月安く利用出来ることはお財布を圧迫しない点では良いと思いますが、契約の内容を確認してみると、2年間解約出来ない、違約金が○万円である、プラン変更ができないなど、さまざまな制約が付いてくる事があります。
2年間特に変更なくお使いいただく方にとっては単純に安くなるので良いのかもしれませんが、2年間の間では通信環境が大きく変わっていきます。場合によってはプロバイダーの混雑で通信が遅くなる、あるいは新サービスへの移行が進むなどで、変更が必要になる事もしばしばあります。
そんな時にプラン変更は一度解約が必要や違約金がかかるなどによりトラブルになる事もあります。

二例目は、無料でWi-Fi設置しませんか?というもの。 無料だからいいか。と手が出そうですが、この世の中タダで提供するそんな企業はありません。
どこかでしっかりと利益を得ているのです。
よくあることが、プロバイダーや電話契約を一本化して指定の業者に切り替えでもらう事などを条件に無料Wi-Fiを利用する手法。
月額料金をよく見てください。 もしかして少しでも高くなっていませんか? あるいは同等や数百円程度の安さにとどまっていませんか?
この場合、解約に期間が設けられ、その場合途中解約では高い違約金の請求が求められる事も考えられます。

三例目では、月額の少ない金額でWi-Fi機器(無線LAN)を導入するというもの。
特に電話会社が提供する無線LANサービスはサポートを含みますが、契約している限り永年月額料金が発生するというものです。
Wi-Fi機器は6千円~3万円程度で販売されており、仮に月額1000円ならば、6ヶ月~2年と6ヶ月で支払いできてしまう額です。
これが契約を続ければ半永久的に月額料金をお支払いしなければならなくなります。
もちろん、サポートや機器の故障での交換によってはお得感もあると思いますが、通信機器は年々進化しており、3年も経つと規格が古くなってしまう事があり、脆弱性などの問題で買い換えなければならなくなるケースもあります。

今回ご案内した例はあくまでも1例ですが、ご契約の際には今後の使用用途や契約内容をよく確認した上で行う事をおすすめいたします。

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