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メールが消失!? IMAP設定の落とし穴
2019年02月24日

皆さんはメールを使用していて、一度目にしたはずのメールが突然消失したとか、送ったはずのメールが送信箱から消えたなどの経験はありませんか?

通常ならば一度受信や送信したメールはしっかりと残る仕組みにはなっているのですが、一般的なメールサーバの例でメールが消失したかのように見えてしまう原因をみてみましょう。

実は、このような原因が起きるのはお使いのメールソフトに原因がある事が多いのです。

よく起きやすい設定の仕方として例を挙げると。

・メールの受信方式でIMAPを利用している
・複数の端末で同じメールアドレスを共有している
・メールソフトで自動振り分けや迷惑メール対策の機能がある
・その振り分け先をローカルフォルダにしている
・同じメールアドレスを端末ごとに異なるメールソフトで送受信している場合

ここまででピンと来たかたは素晴らしいです。

かみくだいて説明しますと、メールの受信方式でIMAPを選択していて、複数のPCで同じメールアドレスを使用し、更に自動振り分けなどの設定をしている場合で、振り分け先が(迷惑メールフォルダ)ローカルフォルダ等にメールが振り分けられてしまうと、他の端末からそのメールが消えているように見えてしまうのです。

実際は振り分けられた端末のフォルダのみに残るりますが、ローカルフォルダの場合、共有出来ないため、他の端末では見られなくなってしまうのです。

この問題を回避するためには、振り分けを中止するか、共有できるサーバ上のフォルダに振り分け先を指定する事で解決できます。

一度確認したメールなのに、突然消失した!?
と言う場合、このような問題があるのかも知れませんよ。

もうひとつの例としては、端末ごとに異なるメールソフトを利用している場合、IMAPフォルダの関連付けが正しくない場合にも、メールの参照先が異なる事で確認できないなどの問題が発生する事があります。

この他にもサーバー側で自動的に振り分けられてしまうケースもありますが、大半はメールソフトの親切さが仇になるケースがありますので、IMAPの運用にはちょっとばかり注意が必要ですね。

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